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業者は言わない、正しい外壁材の選び方と種類

2025年01月16日更新

こんにちは!!

北山建築のリノベでお客様窓口をしております、小林です。

寒い日々が続き、インフルエンザやコロナが流行っておりますが

皆様お変わりなくお過ごしでしょうか??

暖かい恰好をして、栄養のある食事を心がけ、寒い冬を乗り越えましょう!!

皆様ご自愛くださいませ(*- -)(*_ _)ペコリ

 

さて、

今日は『業者は言わない正しい外壁材の選び方と種類』をメインにお話させていただきます。

 

 

1. 外壁材選びの基本

外壁材を選ぶうえで大切なのは、「好きなデザイン」であることはもちろん、「性能面(耐久性・メンテナンス性)やコスト」を総合的に考慮することです。

最初は「デザイン優先」で考えていた方が、実際に話を聞くうちに「メンテナンス費用」を重視して方向転換するケースなど、さまざまなエピソードがございます。

実際に検討したポイントをいくつかご紹介します。

1-1. デザイン(カラー・テイスト)

  • 好みに合う色・質感
    「白を基調とした明るい家にしたかった」「黒×木目でスタイリッシュにしたかった」など、デザインイメージを軸に情報収集を進める方が多いです。
  • 周囲の風景や街並みとの調和
    周辺の家がベージュ系やグレー系が多かったので、それに合わせて落ち着いたトーンにしたいという声がありました。一方で、人とは違う個性的なカラーで差をつけたいという方もいます。

1-2. 性能面(耐久性・メンテナンス性)

  • 年数が経っても劣化しにくいか
    特に日本は湿気が多く、台風など自然災害も少なくありません。長く住む予定なら、傷みにくい素材を選ぶことが大切です。
  • メンテナンスの手間や費用
    「こまめに塗装が必要な外壁は避けたい」「費用を抑えるために10年以上持つものを」など、メンテナンス回数の少なさを重視する声もよく聞かれました。

1-3. コスト面

  • 初期費用とランニングコストのバランス
    「予算が限られているので、まずは費用を最優先」「多少高くても、メンテナンス頻度が低いほうが結果的にお得」など、人によって考え方はさまざまです。

 

 

 

2. デザイン面から選ぶ

ここでは、「カラーコーディネート」や「異素材の組み合わせ」など、人気のデザイン例をいくつかご紹介します。実際に弊社の施工事例や選んだ理由などとあわせて解説します。

2-1. 白と黒のモノトーン配色

  • デザインの特徴: 白と黒のコントラストでスタイリッシュかつモダンな印象を与えます。
  • 耐久性・メンテナンス: 白は汚れが目立ちやすい一方、黒は色褪せが気になることも。定期的な洗浄や塗り替えの頻度は見積もっておきましょう。
  • コスト面: サイディング材など、比較的バリエーションが豊富なので予算に合わせやすいのが魅力です。
  • 施工事例: 「白をベースに、玄関ポーチやバルコニー部分のみ黒のガルバリウム鋼板にしたことでアクセントを加えたお宅」が好評でした。

2-2. ガルバリウム鋼板と木の組み合わせ

  • デザインの特徴: 無機質な金属と木の温かみが調和し、スタイリッシュながらもナチュラルな雰囲気を演出できます。
  • 耐久性・メンテナンス: ガルバリウム鋼板は耐久性が高く、木部は定期的な塗装などのメンテナンスが必要。
  • コスト面: ガルバリウム鋼板はやや高めですが、長持ちするのでランニングコストは比較的低めです。
  • 施工事例: 「玄関部分だけに木材を使い、そのほかはガルバリウム鋼板で仕上げたお宅」は、視覚的なアクセントも大きく、温かさとクールさを両立できたとのこと。

2-3. 塗り壁

  • デザインの特徴: 仕上がりの質感が独特で、やわらかな印象や高級感を演出できます。
  • 耐久性・メンテナンス: 素材や塗り方次第ではひび割れなどが出ることもあるため、施工が丁寧な業者選びが重要。
  • コスト面: 手作業が多い分、サイディングなどと比べると高めになりがち。
  • 施工事例: 「真っ白の塗り壁に木製ルーバーをアクセントとしたお宅」は、温かみある洗練されたイメージで、北山社長のご友人にもファンが多いそうです。

2-4. サイディングでのカラーや柄の組み合わせ

  • デザインの特徴: 柄・色のバリエーションが豊富で、組み合わせ次第で個性的な外観に仕上がります。
  • 耐久性・メンテナンス: 窯業系や金属系など素材によって異なりますが、定期的なシーリングの打ち替えなどが必要です。
  • コスト面: 比較的リーズナブルで、選択肢が多いためコスト調整もしやすいです。
  • 施工事例: 「上部はグレー系のサイディング、下部は白系のサイディングで切り替えて立体感を出したお宅」が人気でした。

2-5. タイルでアクセントをつける

  • デザインの特徴: 高級感があり、部分使いでもアクセントになるため、欧風やモダンなデザインによく合います。
  • 耐久性・メンテナンス: タイル自体は耐久性が高く、色褪せや汚れに強いですが、目地のメンテナンスが必要になる場合があります。
  • コスト面: 初期コストは高めですが、長い目で見ればメンテナンスの頻度が少なく済む可能性も。
  • 施工事例: 「外壁全体は落ち着いたグレーのサイディング、玄関周りだけタイル貼りにしてワンポイント豪華にしたお宅」は、来客時に好印象との声がありました。

2-6. 人気カラー(白・グレー)

  • デザインの特徴: 白は清潔感、グレーはシックで落ち着いた印象が人気。周りの建物とも調和しやすいカラーです。
  • 耐久性・メンテナンス: 白はどうしても汚れが目立ちやすいので、定期的なクリーニングをすると美観を維持しやすいです。
  • コスト面: サイディングでも塗り壁でも選択肢が多いため、幅広い予算に対応できます。
  • 施工事例: 「白をベースに、窓枠やシャッターなどをグレーにそろえてシンプルモダンに仕上げたお宅」はSNSでも評判だそうです。

 

 

 

3. 素材から選ぶ

外壁材はデザインだけでなく、素材ごとに特徴やメンテナンス性、価格帯が異なります。以下では主要な外壁素材を6種類ご紹介します。実際に、素材のメリット・デメリットを比べながら最終決定した方が多いです。

3-1. 窯業系サイディング

  • メリット
    • デザインのバリエーションが豊富
    • 比較的リーズナブル
    • 施工しやすく、工期が短い傾向
  • デメリット
    • 定期的なシーリングの打ち替えが必要
    • 経年劣化によるひび割れが起こる場合がある
  • デザイン面
    • 石目調や木目調など、さまざまな風合いを再現しやすい
  • 施工事例
    • 「ベージュの石目調サイディングを採用し、やわらかい印象に仕上げたお宅」は、周辺環境になじみやすいと好評。

3-2. 金属系サイディング

  • メリット
    • 軽量で建物への負担が少ない
    • 耐久性・耐候性が高い
    • サビに強い製品も増えている
  • デメリット
    • キズやへこみがつきやすいものもある
    • 表面の色褪せが気になる場合がある
  • デザイン面
    • シンプルでシャープな印象になるため、モダンスタイルにぴったり
  • 施工事例
    • 「黒の金属サイディングでシンプルモダンにし、木目のルーバーをポイントにしたお宅」が洗練された雰囲気で人気。

3-3. 樹脂系サイディング

  • メリット
    • 紫外線や雨に強く、メンテナンス性が高い
    • 軽量で施工もしやすい
  • デメリット
    • 日本ではまだ採用例が少なく、色や柄のバリエーションが限られることも
    • 断熱性能は商品によって差がある
  • デザイン面
    • シンプルなものが中心だが、北米風やナチュラルな雰囲気には合いやすい
  • 施工事例
    • 「パステルカラーの樹脂系サイディングにウッドデッキを合わせ、海外風のかわいらしいお宅」にした例がありました。

3-4. 木質系サイディング

  • メリット
    • 木の温もりや自然な風合いが魅力
    • 高級感を演出しやすい
  • デメリット
    • 定期的な塗装などメンテナンスが必須
    • 製品によってはコストが高くなる
  • デザイン面
    • 北欧風や和モダンなど、幅広いテイストに対応可能
  • 施工事例
    • 「軒天と外壁の一部に木質系サイディングを使い、グレーのガルバリウムと組み合わせたお宅」は独特の落ち着きが際立っていました。

3-5. モルタル

  • メリット
    • 塗り壁仕上げにでき、デザインの自由度が高い
    • 無機質なテイストからナチュラルなものまで表現が可能
  • デメリット
    • ひび割れが起きやすく、施工精度が仕上がりを左右する
    • 施工期間が長くなりがち
  • デザイン面
    • 塗り方や仕上げ方によって個性的な表情を出せる
  • 施工事例
    • 「グレーの塗り壁に木製のアクセントが加わったお宅」は、シンプルながら素材感がおしゃれと話題に。

3-6. タイル・ALC

  • メリット
    • タイル:高級感や耐久性が高く、汚れがつきにくい
    • ALC:軽量かつ断熱性・耐火性に優れる
  • デメリット
    • タイル:初期費用が高め、目地の管理が必要
    • ALC:塗装メンテナンスが必要で、施工できる職人が限られる場合も
  • デザイン面
    • タイル:意匠性が高く、部分使いでも大きな印象を与えられる
    • ALC:表面仕上げによって多彩な表情を楽しめる
  • 施工事例
    • 「玄関周りにタイルを使用し、それ以外をALCパネル+塗装で仕上げたお宅」は、光の当たり方で表情が変わり、上質感が際立つそうです。

 

 

 

4. まとめ

4-1. おすすめの外壁素材・デザイン

北山社長のご自身の経験や周囲の事例から、「金属サイディングやガルバリウム鋼板のように、耐久性が高く、メンテナンス性に優れた素材」をおすすめされています。特に近年は、木とガルバリウム鋼板の組み合わせや、白×黒のモノトーン配色などがトレンドで、外観だけでなくコストパフォーマンスも考慮しやすいとのことです。

(逆にお勧めしない外壁材)

モルタル、タイル、ALC、樹脂系サイディング

4-2. 個人的に好きな外壁材

また、北山社長は「やはり木の温もりを感じられる素材に愛着がある」とのことで、木質系サイディングや一部に木材を取り入れたデザインがお好みだそうです。住宅は長い時間を過ごす場所なので、「見た目を気に入っているかどうかは、住み心地にも大きく影響する」と強調されています。

 

 

外壁材選びは、デザイン面、耐久性、メンテナンス性、そしてコスト面をバランスよく考えるのがポイントです。最初に惹かれるデザインがあっても、実際に住み始めてからの手間や費用を含めて考えることで、「後悔しない選択」につながります。

今回ご紹介したエピソードや施工事例が、皆様の外壁材選びのお役に立てば幸いです。

家づくりは大きな買い物ですので、ぜひじっくりと検討し、自分たちのライフスタイルや好みにマッチする外壁材を見つけてください。