リノベ前に知っておきたかった注意点10選
2025年12月14日更新
リノベ前に知っておきたかった注意点10選
「リノベーションをすれば理想の暮らしが手に入る」
そう思って進めたものの、実際にやってみて初めて気づくことも多くありました。
ここでは、リノベ前の自分に教えてあげたかった注意点を10個紹介します。
1. すべてが自由に変えられるわけではない、
構造壁
配管の位置
通し柱
など、変えられない制約があります。
「ここに壁を作りたい」「キッチンを移動したい」と思っても、物理的に不可能なことも。
👉 物件購入前・設計前に制約確認は必須。
2. 予算は必ずオーバーする前提で考える
リノベ費用は、
最初の見積もり=最終金額ではないことがほとんどです。
解体後に判明する追加工事
設備や素材のグレードアップ
細かい仕様変更
👉 +10〜20%の予備費を見ておくと安心。
北山建築は予備費も考えてご提案します。
3. おしゃれと暮らしやすさは別物
SNSで人気の
モルタル床
見せる収納
オープンキッチン
は、掃除・音・寒さなどの問題が出ることも。
デザインだけでなく、日常の使い勝手を想像することが大切です。
4. 収納は「多め」が正解
完成直後はスッキリして見えても、
実際に暮らし始めると物は増えます。
👉
掃除道具
季節家電
書類・ストック品
「今の量」ではなく将来の量で考えるのがポイント。
5. コンセントの位置と数は想像以上に重要
後から増やすのが難しいのがコンセント。
家具配置
充電場所
在宅ワーク
ロボット掃除機
👉 生活動線を具体的にシミュレーションして決めるべきポイントです。
6. 工事期間中の生活を甘く見てはいけない
仮住まいが必要な場合、
家賃
引っ越し費用
家具の保管
など、意外とお金も手間もかかるもの。
👉 工期+生活コストも含めて計画を。
7. 図面だけでは分からないことが多い
図面上では良さそうでも、
天井高
窓の位置
圧迫感
は、実物でないと分からないこともあります。
👉 パースやサンプル、施工事例をしっかり確認。
8. 設備は「最新=正解」ではない
高機能な設備ほど、
操作が複雑
故障時の修理費が高い
ということも。
👉 自分たちが本当に使いこなせるかを基準に選ぶ。
9. 業者との相性は仕上がりに直結する
技術力だけでなく、
話しやすさ
説明の分かりやすさ
デメリットも伝えてくれるか
がとても重要。
👉 「この人なら任せられる」と思えるかどうか。
10. 完璧を目指しすぎない
すべてを理想通りにしようとすると、
予算オーバー
決断疲れ
につながります。
👉 優先順位を決めて、7割満足でもOKと考えると気持ちが楽になります。
まとめ
リノベーションは「夢が広がる反面、知らないと後悔しやすい」もの。
事前に注意点を知っておくだけで、満足度は大きく変わります。
これからリノベを考えている方の参考になれば幸いです。