補助金 【2023年版】松阪市でリフォーム!補助金にはどんなものがある?
2023年02月27日更新
資材や住宅設備の値上げが次々に行われ、リフォーム費用を心配している方も多いのではないでしょうか?国や自治体はリフォームを対象とした、さまざまな補助金制度を用意しています。
2023年に松阪市でリフォームする場合、どのような補助金がもらえるのでしょうか?
補助金制度を利用するときの注意点も交えて紹介していきますので、これからリフォームを予定されている方はぜひ参考にしてください!
松阪市 でリフォームしたときにもらえる補助金
まずは、松阪市でリフォームをしたときに利用できる4つの制度を紹介します。
ここで紹介するのは全国共通の補助金制度なので、松阪市外の方も対象となります。
住宅省エネ2023キャンペーン
「住宅省エネ2023キャンペーン」は、住宅の省エネ性能の促進を目的とした、
- こどもエコすまい支援事業
- 先進的窓リノベ事業
- 給湯省エネ事業
の総称です。
この制度の大きな特徴は、対象の工事箇所が被らなければ併用できること。3つの補助金を合わせれば最大260万円が交付されるので、内容をしっかり確認しておきましょう!
こどもエコすまい支援事業
「こどもエコすまい支援事業」は、住宅の省エネリフォームをしたときに最大30〜60万円が交付される制度です。新築では子育て世帯・若者夫婦世帯のみが対象でしたが、リフォームでは要件を満たせばすべての世帯が対象となります。
- 交付金額:最大30万円(子育て・若者夫婦世帯の場合は最大60万円)
- 交付申請期間:2023年3月下旬 ~予算の上限に達するまで
- 対象工事:開口部の断熱改修・子育て対応改修・エコ住宅設備の設置などの省エネリフォーム
こどもエコすまい支援事業は、補助対象となる工事箇所や基準などに細かい指定があるので、資料を見ただけでは、どの工事が補助対象であるのか把握するのは難しいかもしれません。
補助金を確実に受け取るためにも、リフォームを検討中の方は自己判断せず、必ずリフォーム・リノベーション会社に相談しましょう。
参考:こどもエコすまい支援事業
先進的窓リノベ事業
「先進的窓リノベ事業」は、内窓設置・カバー工法・外窓交換・ガラス交換などの窓の断熱リフォームをしたときに、最大200万円の補助が受けられる制度です。
- 交付金額:リフォーム費用の1/2相当を定額補助(上限200万円)
- 交付申請期間:2023年3月下旬~予算上限に達するまで
- 対象工事:内窓設置・カバー工法・外窓交換・ガラス交換など
先進的窓リノベ事業は文字通り“窓の断熱改修を対象とした制度”なので、ドアや引き戸の交換は対象外となります。また、補助されるのは実際にかかった金額ではなく、工事内容ごとに決められた補助額です。補助額は窓のグレードや大きさによって異なるため、工事前に必ず確認しておきましょう。
参考:先進的窓リノベ事業
給湯省エネ事業
「給湯省エネ事業」は、エコキュートや家庭用燃料電池(エネファーム)の設置で最大15万円が交付される制度です。
- 交付金額:最大15万円
- 交付申請期間:2023年3月下旬 ~ 予算の上限に達するまで
- 対象工事:エコキュート・エネファーム・ハイブリッド給湯機のいずれかの設置
購入だけでなく“リース契約”も対象となるため、制度の利用を検討している方は、リース事業者に事業者登録であるかを必ず確認しておきましょう。
参考:給湯省エネ事業
住宅省エネ2023キャンペーンの交付申請はすでに始まっており、申請ができるのはいずれの制度も「事業者登録している業者のみ」です。補助金の申請は予算の上限に達した時点で締め切られるため、利用を検討している方は早めのリフォームを検討しましょう。
なお、リノベのKOKOROは住宅省エネ2023キャンペーンの登録事業者になっているので、どの制度も申請可能です!お気軽にご相談ください。
既存住宅における断熱リフォーム支援事業
「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」は、高性能建材を使用して断熱リフォームをした住宅を対象に、最大で150万円が交付される制度です。(集合住宅の場合は最大15万円)
年齢や世帯などの要件がないので、持ち家のリフォームであればすべての方が対象となります。なお、中古住宅を購入して断熱リフォームをする方も交付対象です。
- 交付金額:最大150万円(リフォーム費用の1/3以内)
- 交付申請期間:2023年1月16日(月)~ 2023年3月3日(金)
- 対象工事:外壁・屋根・窓などの断熱リフォーム
既存住宅における断熱リフォーム支援事業では、高性能建材を使用したうえで、15%以上の省エネ効果が見込まれる改修工事が対象です。工事箇所や内容だけでなく、建材に指定がある点に注意しましょう。
申請業者に制約はないので、対象工事を行えるリフォーム・リノベーション会社であれば自由に業者選びできる点がポイントです。
参考:既存住宅における断熱リフォーム支援事業
松阪市独自のリフォーム補助金制度
リフォームで交付される補助金には、全国共通の制度と、自治体が独自で行っている制度があります。ここでは、松阪市が独自で行っている補助金制度を2つ紹介します。
木造住宅耐震補強事業費補助金
「木造住宅耐震補強事業費補助金」は、昭和56年5月31日以前に着工または完成した木造住宅の耐震工事に対して補助金が交付される制度です。
耐震評点0.7未満の「倒壊する可能性が高い」住宅を、耐震評点1.0以上の「一応倒壊しない」レベルまで補強するためにかかる工事費用が対象となります。
ポイント:耐震評点とは?
建物の耐震性がどのくらいあるかを客観的に示す数値。
補助額は耐震工事をした時期によって異なりますが、令和3年4月1日以降の工事であれば最大120万円が補助されます。ただし補助件数には限りがあるため、申請前に防災対策課(0598-53-4034)に確認してみてください。
参考:木造住宅耐震補強事業費補助金
「三世代同居・近居支援補助事業」は、松阪市外から転入して三世帯同居や近居をする世帯に補助金が交付される制度です。同居の場合は最大30万円、近居の場合は最大20万円が補助されます。
この制度のポイントは、親世帯と子世帯の“どちらか”が市外からの転入であれば対象となること。たとえば、現時点で子世帯が松阪市内に住んでいたとしても、親世帯が市外からの転入であれば補助を受けられます。
ただし、制度を利用するためには
- 同じ学区内または直線距離が1km以内であること
- 孫が中学3年生未までであること
- 「転入日」と「住宅の引渡し日もしくは増改築・リフォームの完成日」の期間が1年以内であること
など、合わせて6つの要件があります。詳しい要件は制度の概要ページを確認してみてください。
要件を満たす方は、同居または近居の開始から6ヶ月以内に申請しておきましょう。
参考:三世代同居・近居支援補助事業
補助金は併用できる?
リフォーム工事を対象としたさまざまな補助金制度がありますが、気になるのが「制度を併用できるのか」という部分ですよね。
補助金制度には、併用できる制度・できない制度があります。
基本的に国が主体となっている補助金同士で、工事対象が重なるものは併用できません。
たとえば窓のリフォームをしたときには、こどもエコすまい支援事業と先進的窓リノベ事業のどちらかのみを選択することになります。
ただし、国と自治体の制度であれば、同じ工事対象であっても制度を併用できる可能性があります。
補助金を最大限活用するためには、制度の組み合わせや見極めがとても大切です!
ご自身で判断せず、リフォーム・リノベーション会社に相談してから申請を検討してくださいね。
補助金制度の締め切り前に早めの申請を!
補助金制度はたくさんありますが、予算や締め切りが設けられているものがほとんど。
予算に達した時点で申請が締め切られる制度もあります。
さらに登録事業者でなければ申請できない制度も増えてきたので、業者探しの際に登録事業者であるのかを確認しておくことが大切です。
リノベのKOKOROは制度の登録事業者となっているため、補助金も考慮しながら予算のアドバイスをいたします。
リフォームやリノベーションを検討中の方は、お気軽にご相談ください!